■従来の外水氾濫解析

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○河道計画シミュレータ

 河川計画のためのシミュレーションソフトとして、財団法人国土技術研究センターが公開している「河道計画シミュレータ」があります。本シミュレータは、適切な河川管理を行うための支援ツールとして開発したもので、大きく以下の2つの機能があります。

 ・整理された降雨の時空間分布データを用いて、水文統計解析を行う
 ・流域の流出特性についての検討が実施でき、河道横断測量データを用いて、河道内の洪水流下特性の検討を行うことができる。

※河道シミュレータ(財団法人国土技術研究センターホームページ 河道計画シミュレータWebsiteから引用)

流出解析システムは、対象とする流域を流域、河道、ダム、内水地等にモデル化された流出モデルの作成から流出計算までを半自動的に処理することができ、洪水流出特性の検討等の一連の検討作業を行うことができます。
河道計画シミュレータは、「河道計画検討の手引き」に準拠しており水理特性や自然条件を考慮した準2次元不等流計算が可能です。他に、流下能力計算、河床変動計算機能を有しています。
 


 
雨量強度式算出マクロは各継続時間雨量に対する雨量強度から様々な雨量強度式を求めることができます。対象としている雨量強度式は、Talbot(タルボット)、Sherman(シャーマン)、久野・石黒、久野・石黒変形(任意のn)、Cleveland(ク リーブランド)、fair(フェア)式となっております。本マクロの実行にはMicrosoft Excel 2000以降 が必要となります。
水文統計ユーティリティーは水文統計計算を行うためのコンピュータソフトウェアです。水文統計は既往の水文量である雨量や流量を基に統計的手法を用いてその生起確率を求めるものです。国や自治体などの河川管理者が行う河川計画の一部である 高水計画策定には水文統計計算は必須であり、降雨の生起確率計算は、高水計画策定を行うための第一歩となる最も重要なデータです。

 これらのシミュレーションなどを用い、各地で洪水ハザードマップが整備されてきました。
 

○洪水ハザードマップ

 洪水ハザードマップとは、河川がはん濫した場合に備えて、地域の住民の方々がすばやく安全に避難していただき被害を最小限に抑えることを目的として、被害の想定される区域と被害の程度、さらに避難場所などの情報を地図上に明示したものです。

 この中で浸水想定区域図は、河川の水位がはん濫危険水位を上回り、堤防が決壊した場合、浸水状況がどのように変化していくかを数値計算した「洪水はん濫シミュレーション(模擬計算)」から作成されるものです。

 作成された洪水ハザードマップは次々と公開されてきました(洪水ハザードマップ公表状況)。しかしそれらの公開資料には必ず但し書きが付いています。それは以下のようなものです。

 このシミュレーションでは、想定を越える降雨、派川(分岐して流れる川)のはん濫、内水(河川に排水できない水)によるはん濫などを考慮していませんので、この浸水想定区域に指定されていない所においても浸水が発生する場合や、想定される浸水深が実際と異なる場合があります。


○外水氾濫解析の問題点

 このように河川の分野では古くから氾濫解析を実施し、ハザードマップの整備もしてきました。そしてその多くは上流側で降った雨に対してダムや河川堤防で対策するといった外水氾濫を想定したものです。しかし東海豪雨以来、記録的な豪雨、あるいは都市型水害と言われるものが多発するようになりました。議論のきっかけとなった東海豪雨は外水氾濫と内水氾濫が重なったということで、甚大な被害が発生しました。これは外水氾濫が内水氾濫に変わったということではなく、外水氾濫に加えて内水氾濫も頻発化するようになったということです。

※東海豪雨は、2000年9月11日-12日を中心に愛知県名古屋市およびその周辺で起こった豪雨災害(水害)。東海集中豪雨とも言う。都市水害の恐怖を実感させる大きな被害で話題になった。後に激甚災害に指定された。

 


○防災情報

 河川技術者は、専門能力を活かし、内水を含めた総合的な氾濫解析を提案する必要があります。河川で蓄積してきた技術や情報、特に防災情報に加えていくことが必要となります。

 防災情報提供は、大きくリアルタイム情報提供と事前情報提供に分けられますが、「洪水予測」は、リアルタイム情報提供の新しい局面と捉えることができます。現在、テレビ、ラジオ、インターネット等で得られる降雨、河川水位の情報は、洪水予報を除けば、あくまで現在の状況を伝えるものが中心となっています。洪水予測では、1時間から3時間程度先の河川水位等の状況を予測し提供することで、より確実で安全な避難行動が取られるようになることを期待しているものです。無論、洪水予測においては、精度の高い降雨予測や流出解析モデルが必要となるため、現時点で必要十分な予測精度を得るのが困難な場合もあります。しかし、今後改良を進めることで、より効果的な洪水予測を行うことも可能になると考えています。

 一方、事前情報とは、洪水が発生した場合に、「どこが、いつ、どの程度の浸水状況となるのか、そのときどこに避難すればよいのか」、などを示す情報です。災害発生前にこのような情報を認知していることで、発災時により的確な行動が期待できます。「氾濫解析」は、このような事前情報(ハザードマップ等)作成に必要不可欠な解析となります。

○Nilim2.0の利用

 上記の目的で開発されたのがNilim2.0です。Nilim2.0の開発経緯、機能などを理解し、提案していくことが求められているのです。

 →日本国の解析エンジンNilimの登場

 

■洪水災害と法律整備

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  参考として、これまで多くの河川氾濫に伴う事故や災害を経験してきました。ここではこれまでにどのくらいの水害が発生しているかを再認識するために、各機関で発表されている資料などをまとめ、一覧にしてみました。なお各データについては様々な分類、見方があり、ここでは概要の把握程度で見ていただきたいと思います。

平成28年(2016)
台風第7号、
第11号、第9号、
第10号及び
前線による大雨・暴風
(8/16〜8/31)
死者25名、行方不明者4名。
8月16日から31日までの総降水量は、北海道上士幌町ぬかびら源泉郷で858.0ミリ、静岡県伊豆市天城山で812.5ミリ、福島県市鷲倉で777.5ミリ、埼玉県秩父市三峰で683.5ミリとなるど、関東地方や北日本を中心に総降水量600ミリを超える大雨となった所があほか、関東地方や東北地方で1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測した所があった。
また、統計期間が10年以上の観測地点のうち、最大1時間降水量で25地点、最大3時間降水量で44地点、最大24時間降水量で8地点、最大48時間降水量で6地点、最大72時間降水量で19地点が観測史上1位の値を更新した。
梅雨前線による大雨
(6/19〜6/30)
死者6名、行方不明者1名。
19日から30日までに観測された総降水量は九州地方の広い範囲で500ミリを超え、宮崎県えびの市で1210.5ミリ、熊本県南阿蘇村山で1053.5ミリなど、1000ミリを超えた所があった。
また、観測された最大1時間降水量は、熊本県甲佐町で150.0ミリ、熊本県山都町で126.5ミリ、長崎県雲仙市岳で124.5ミリなど、多くの地点で1時間に 時間に 80ミリ以上の猛烈な雨となった。
平成27年(2015)
台風第18号等による大雨
※平成27年9月関東・東北豪雨
(9/9〜9/11)
死者14名。
9月7日から9月11日までに観測された総降水量は、栃木県日光市今市で647.5ミリ、宮城県丸森町筆甫で536.0ミリを観測するなど、関東地方で600ミリ、東北地方で500ミリを超え、9月の月降水量平年値の2倍を超える大雨となったところがあった。
特に、9月10日から11日にかけて、栃木県日光市今市や茨城県古河市古河、宮城県仙台市泉区泉ケ岳など関東地方や東北地方では、統計期間が10年以上の観測地点のうち16地点で、最大24時間降水量が観測史上1位の値を更新するなど、栃木県や茨城県、宮城県では記録的な大雨となった。この影響で鬼怒川の堤防が決壊した。
梅雨前線および台風第9号、
第11号、第12号による大雨
(6/2〜7/26)
死者14名。
台風や前線、暖かく湿った空気の影響で全国各地大雨となった。6月2日から7月26日にかけての総降水量は宮崎県えび市えびので2524.5ミリ、鹿児島県鹿屋市吉ケ別府で2351.5ミリ、鹿児島県十島村中之島で2299.5ミリとなるなど、九州南部・奄美地方で総降水量2000ミリを超えた。
6月と7月の月別降水量平年値合計との比較では、鹿児島県伊仙町伊仙で3倍を超えたのをはじめ、鹿児島県中心に多く地点で2倍を超え、記録的な大雨となった。最大1時間降水量は、鹿児島県伊仙町伊仙で114.5ミリ、鹿児島県和泊町沖永良部で101.0ミリとなるなど、九州南部・奄美地方、四国地方及び東北北部で、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測したところがあった。
また、今期間の大雨により、統計期間が10年以上の観測点のうち、最大1時間降水量について15地点、最大3時間降水量について14地点、最大24時間降水量について12地点、最大48時間降水量について7地点、最大72時間降水量について8地点で、統計開始以来の1位の値を更新した。
平成26年(2014)
台風18号
(10/4〜10/6)
死者6名、行方不明者1名。
10月4日から6日までに観測された総降水量は、静岡県伊豆市天城山で489.0ミリ、山梨県南巨摩郡南部町南部で419.5ミリを観測するなど、東日本太平洋側を中心に400
ミリを超えたほか、関東地方や東海地方では、統計期間が10年以上の観測地点のうち9地点で、最大24時間降水量が観測史上1位の値を更新した。

前線による大雨
※平成26年8月豪雨
(7/30〜8/26)

広島県の被害:死者77名。
15日から18日までに観測された最大48時間降水量が、京都府福知山市福知山で341.0ミリ、岐阜県高山市高山で330.5ミリ、石川県羽咋市羽咋で280.0ミリ、兵庫県丹波市柏原で278.5ミリとなり、それぞれ観測史上1位の値を更新した。また、19日から20日にかけては、広島県広島市三入において最大1時間降水量が101.0ミリ、最大3時間降水量が217.5ミリ、最大24時間降水量が257.0ミリとなり、いずれも観測史上1位の値を更新した。これらを含め、統計期間が10年以上の観測地点のうち、最大1時間降水量について5地点、最大3時間降水量について5地点、最大24時間降水量について3地点、最大48時間降水量について4地点、最大72時間降水量について2地点で、今回の大雨による観測値が観測史上1位の値を更新した。
19日から20日にかけては、広島県広島市で発生した土砂災害により、死者34名、行方不明31名の人的被害となった。
また、京都府や兵庫県、岐阜県、広島県を中心に住家被害や農業被害が生じた。その他、停電、電話の不通、断水が発生したほか、鉄道の運休等の交通障害が発生した。
台風第12号、第11号と前線による大雨と暴風
(7/30〜8/26)
死者6名。
7月30日から8月11日までの総降水量は、高知県仁淀川町鳥形山で2052.0ミリ、徳島県上勝町福原旭で1514.0ミリとなるなど、四国地方を中心に1000ミリから2000ミリの大雨となったところがあったほか、四国地方や東海地方で1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測したところがあった。
また、統計期間が10年以上の観測地点のうち、最大1時間降水量で13地点、最大3時間降水量で18地点、最大24時間降水量で15地点、最大48時間降水量で23地点、最大72時間降水量で17地点が観測史上1位の値を更新した。
平成25年(2013)
台風26号
(10/14〜10/16)
死者39名、行方不明者4名。
東京都大島町では、台風がもたらす湿った空気の影響で、16日未明から1時間100ミリを超える猛烈な雨が数時間降り続き、24時間の降水量が800ミリを超える大雨となった。
10月14日から16日までの総降水量は、東京都大島町大島で824.0ミリ、静岡県伊豆市天城山で399.0ミリとなるなど、関東地方や東海地方では300ミリを超えた。
大気不安定による大雨
(8/9〜8/10)
死者8名、行方不明者12名。
北日本では、日本海から湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定になり、秋田県・岩手県を中心に記録的な大雨となった。
8月9日0 時から10日24時までに観測された最大1 時間降水量が、秋田県鹿角市鹿角 (カヅノ)では108.5ミリ、岩手県雫石町雫石(シズクイシ)では78.0ミリとなった。これらを含め、統計期間が10年以上の観測地点のうち、最大1時間降水量で計10地点、最大3 時間降水量で計12地点、最大24時間降水量で計5地点が観測史上1位の値を更新した。
平成24年(2012)
前線による大雨
(8/13〜8/14)
死者1名、行方不明者2名。
朝鮮半島から日本海中部へのびる前線がゆっくりと南下し、そこへ南から暖かく湿った空気が流れ込んだ。
近畿中部を中心に大雨となり局地的に猛烈な雨が降った。
大阪府では1時間雨量91mm、京都府では78mmと観測記録を塗り替えた。
河川の増水や住宅の浸水、がけ崩れ、交通障害などが発生した。
平成24年7月九州北部豪雨
(7/11〜7/14)
死者30名、行方不明者2名。
本州付近に停滞した梅雨前線に向かって非常に湿った空気が流れ込み、九州北部を中心に大雨となった。
熊本県では24時間雨量が507.5mm、1時間雨量が108mmと観測史上1位の値を更新した。
住宅の全壊363棟・半壊1500棟・床上、床下浸水12606棟。
河川の氾濫や土石流が発生。停電や交通障害も多数発生した。
平成23年(2011)
台風15号
(9/15〜9/22)
死者18名、行方不明者1名。
台風が、南大東島の西海上にしばらく留まり湿った空気が長時間にわたって本州に流れ込んだ。西日本から北日本にかけて広い範囲で、暴風や記録的な大雨となった。
宮崎県で24時間雨量が1128mmなど九州や四国で1000mmを超えた。
沖縄から北海道の広い範囲で住家損壊、浸水被害が発生した。農業・林業・水産業被害や停電被害、鉄道、航空機、フェリーなど交通障害が発生した。
台風12号
(8/30〜9/5)
死者78名、行方不明者16名。
大型で、動きが遅い台風であったため、湿った空気が西日本から北日本にかけて流れ込んだ。紀伊半島では広い範囲で総雨量が1000mmを超え、多い所では2000mmを超えた。1時間雨量でも和歌山県で131.5mmが観測された。
紀伊半島で深層崩壊などが発生し複数の天然ダムが形成された。
山間部での土砂崩れなどにより孤立集落が多数。
高速道路・JR・航空など交通面でも多大な被害が発生した。
平成23年7月新潟・福島豪雨 死者4 名、行方不明者2 名。
福島県で700mm、新潟県で600mmを超え7月の平均降水量の2倍以上。
住宅の全壊18棟・半壊1棟・床上、床下浸水7000棟。
6つの河川で堤防が決壊。鉄道・道路・水力発電所や水田70haなど被害多数。
平成22年(2010)
前線による大雨
(10/18〜10/21)
死者3名。
奄美地方に前線が停滞し、台風13号から湿った空気が前線に流れ込んだ。
24時間雨量が648mmとなり観測記録を更新した。
住宅の全壊10棟・半壊479棟・床上、床下浸水886棟。
土砂災害やライフラインなどにも多大な被害が発生した。
梅雨前線による大雨
(6/11〜7/19)
死者16名、行方不明者5名。
本州付近に停滞した梅雨前線に向かって南から非常に湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発化した。
岐阜県で観測史上1位となる24時間雨量239mmが観測され、そのほかの地域でも観測記録を更新した。
平成21年(2009)  
台風第18号(10/7)  住家被害: 一部損壊2棟(神戸市2棟)
局所豪雨(8/19) 19日14時頃、那覇市のガーブ川で調査中の5名が急激な増水に流され、うち4名死亡。当時現場から数百m上流側で「ゲリラ豪雨」が発生。13:40頃〜14:00の約20分間の雨量は、約25mm。
台風9号(8/9-10) 兵庫県佐用町本郷地区で幕山川に隣接する町営住宅から幕山小学校に避難途中に水路に流され8名死亡1名行方不明
兵庫県佐用町で佐用川が溢れ役場1階が水没、その他住宅被害、道路、鉄道など多数の被害。
平成21年7月中国・九州北部豪雨(7/19-26) 死者29名、行方不明1名
7/21 山口県山口市で浄水場が浸水し約3万5千戸断水
7/24 福岡県宗像市の水道管が被災、1万8千人が断水
7/26 佐賀県佐賀市金立町の巨勢川、金立川、神埼市神埼町の三本松川で堤防決壊
梅雨前線豪雨(7/7) 和歌山県田辺市の右会津川で流され1名死亡。1時間に119.5ミリの雨を記録、観測史上最多の雨量。JR紀勢線の電車が運休、高速道路も通行止め。
平成20年(2008)  
平成20年8月末豪雨
(8/26-31)
愛知県岡崎市では29日の1時間雨量が観測史上1 位を更新する146.5 ミリに達したのをはじめ、1時間雨量の記録を更新した地点が21ヶ所を数えた。死者は愛知県岡崎市と一宮市の3人、負傷者は愛知県と千葉県で計3人。住家被害は全壊5棟、半壊1棟、一部損壊18棟のほか、床上浸水1,678棟、床下浸水8071棟(2008年9月10日・消防庁発表)。都市部を直撃したため、浸水被害が非常に多かった。がけ崩れも178ヶ所で発生した。
前線による豪雨(8/4-) 前線に低気圧からの湿った暖かい空気が流れ込み大気が不安定となるとともに集中豪雨が発生。東京都豊島区で床上浸水 34 件、床下浸水 14 件。
8/6 大阪府枚方市、寝屋川市で床上床下の浸水計約1,500棟
8/5 東京都豊島区雑司が谷で下水道工事中の作業員が急激な出水に6名が流され5名死亡
前線による豪雨(7/27-) 前線に台風8号からの湿った暖かい空気が流れ込み大気が不安定となるとともに集中豪雨が発生
7/28 神戸市の都賀川で水位が急上昇、流され5名死亡
7/28 金沢市の浅野川溢水氾濫
梅雨前線豪雨(6/18-)
7/ 9 東京都の呑川で局地的な豪雨のため急激な水位上昇、河川工事中の作業員1名が流され行方不明
平成19年(2007)  
台風9号(9/6-8) 神奈川県小田原市付近に上陸、関東、東北を縦断、北海道に再上陸オホーツク海へ
静岡県豆市で24時間雨量631mm、動きが遅く関東山沿いで記録的大雨、東京都奥多摩町で694mm
長野県軽井沢町で木の枝が折れ頭を打って1人死亡
多摩川を見に行った1人行方不明
多摩川で4人行方不明
国道1号西湘バイパス大磯町〜二宮町間約1kmにわたり海側重力擁壁が倒壊
神奈川県松田町の十文字橋が酒匂川増水により落橋
新幹線、首都圏交通機関の運休
豪雨(8/11) 沖縄本島地方は、記録的な豪雨が続き、那覇市の国際通り蔡温橋付近から安里川が氾濫、安里、牧志3丁目付近が冠水、深さ約1メートル
台風4号・梅雨前線豪雨(7/12-) 13日沖縄本島付近を北上、14日鹿児島県大隅半島に上陸(上陸時945hPaは7月過去最低)、足摺岬、潮岬付近を通過して太平洋を東に進む
死者5名、行方不明者1名。各地で被害。激甚災害に指定。
梅雨前線豪雨(7/3-) 梅雨前線と台風の影響で総雨量900mmを超える大雨約1500棟の家屋が被災
JR指宿枕崎線、土砂崩れのため脱線(7/3)
熊本県美里町で柏川が氾濫、4戸流失(7/7)
 
平成18年(2006)  
台風13号・秋雨前線
(9/15-)
9月17日長崎県佐世保市付近に上陸、福岡市から玄海灘に抜け、9月20日北海道石狩市付近に再上陸、オホーツク海に抜ける
台風による人的被害は死者9人、行方不明者1人を出した。また、北海道と中国・四国・九州地方で重傷35人、軽傷413人の被害者を出した。また、住宅被害も、中国・九州地方で全壊159棟、半壊514棟の大きな被害が出た。
集中豪雨(8/22) 大気が不安定となり各地で豪雨
山形県村山市の富並川で急激な増水で小学生2人が流され死亡
大阪府豊中市で時間雨量110ミリを記録
台風10号(8/17-) 神奈川県の酒匂川で台風の外縁の雲による集中豪雨で水位が急上昇し釣り客などが流され2名死亡
平成18年7月豪雨
(梅雨前線)
(7/15-7/24)
死者23名
石川県加賀市の柴山潟が溢れ浸水(7/17)
長野県の諏訪湖周辺が広範囲に浸水(7/19)
長野県箕輪町で天竜川右岸が決壊(7/19)
長野県上田市内で産川の堤防が決壊(7/19)
出雲市朝山地区で神戸川が氾濫
梅雨前線豪雨(05/23-) 沖縄県中城村で斜面が崩れ下の住宅55世帯が避難(6/10)
沖縄県那覇市でアパート盛土地盤が沈下、14世帯が避難(6/12)
熊本県山都町で土砂崩れ、3名が巻き込まれ1名死亡(6/26)
熊本県和水町で用水路堰を操作しようとして転落、1名死亡(7/2)
平成17年(2005)  
台風200514号 (NABI)・
秋雨前線(9/4-7)
全国の死者22名、行方不明5名
東京都杉並区で時間雨量112mmの集中豪雨、妙正寺川、善福寺川などがあふれ浸水
さいたま市南区で浸水により1名死亡
宮崎県延岡市と高千穂町を結ぶ高千穂鉄道の鉄橋2橋が流失、線路も各地で寸断
宮崎県北方町で五ヶ瀬川が溢れ北方町役場1階が水没
宮崎市小松地区で大淀川右支川大谷川があふれ病院1階が水没するなど冠水
大淀川支流の六田川が溢れ、宮崎市富吉浄水場浄水場が冠水し機能停止
大分県湯布院町で崩れた土砂が川をせき止めあふれた流れで1名不明
梅雨前線豪雨(06/27-) 富山県南砺市で小学1年生が用水路に流され死亡(7/1)
富山県で軽トラックが栃津川に転落1名行方不明(7/1)
香川県丸亀市で田を見に行き1名死亡(7/2)
愛媛県伊予市で田を見に行き1名行方不明(7/3)
山口県田布施町で田を見に行き1名死亡(7/3)
長崎県諫早市で川に転落、1名死亡(7/10)
大分県九重町で土石流、1名死亡(7/10)
大分県日田市で土砂崩れ、2名死亡(7/10)
大分県九重町で玖珠川に転落1名死亡、1名行方不明(7/10)
平成16年(2004)
台風23号・秋雨前線(10/18-21) 死者87名、行方不明者6名
兵庫県豊岡市の円山川が破堤、豊岡市市街地の9割が浸水、76歳の老人が死亡
兵庫県出石町で出石川が破堤
京都府舞鶴市で由良川が氾濫、国道を走っていたバスが水没、屋根の上で12時間以上救助を待つ
JR高山本線で線路や鉄橋が流失、高山〜猪谷間が不通(平成19年9月8日角川〜猪谷間復旧、全線運転再開)
台風22号・秋雨前線
(10/8-)
死者6名、行方不明者2名
伊豆半島に上陸、三浦半島、東京湾を横断し茨城県沖に抜ける
上陸時中心気圧950ヘクトパスカルは関東に上陸した台風として1951年以降最強を記録
地下鉄南北線麻布十番駅地下3階ホーム、JR総武快速線馬喰町駅(地下)で線路が冠水
 
台風21号・秋雨前線
(9/28-)
9/29 鹿児島県串木野市付近に上陸、九州を横断、15時すぎ高知県に再上陸、徳島から淡路島を通り大阪に上陸、北陸を進み宮城県気仙沼市付近で太平洋に進む
死者26名、行方不明者1名
三重県尾鷲市で850mmを超える豪雨
三重県伊勢市の横輪川が氾濫
三重県赤羽川でJR紀勢本線橋梁の橋脚が流失
兵庫県相生市矢野町の千種川支流の矢野川、榊川が欠潰
台風18号 、秋雨前線
(9/4-)
4日、関東、東海地方で豪雨
5日台風18号沖縄県上陸、上陸時945ヘクトパスカル
7日長崎県長崎市付近に上陸 8日日本海を通過し北海道西沿岸を北上
死者41名、行方不明者4名
広島県宮島の厳島神社で国宝左楽房が流失
北海道後志支庁神恵内村大森の国道229号で海岸に設置されていた橋桁が高波のため落下
台風16号(8/27-) 30日鹿児島県串木野市付近に上陸、九州を縦断して山口県防府市付近に再上陸、中国地方を縦断して日本海を進み、津軽海峡を通り北海道苫小牧市付近に再々上陸、北海道を横断してオホーツク海に抜ける
高松市、倉敷市など瀬戸内海で高潮被害
台風17号・前線(8/23-) 前線に暖湿気流が流れ込み西日本で豪雨
台風15号・前線(8/17-) 台風15号は九州西方を北上、対馬海峡から日本海に進み、津軽半島、下北半島を横断して太平洋に抜ける
前線に暖湿気流が流れ込み四国で連続雨量600mmを超えるなど広い範囲で豪雨
香川県大野原町五郷有木で集会所に自主避難していた2名が流され死亡、集会所横の前田川に架かる橋は大量の流木で閉塞、氾濫流が橋の脇に溢れたもよう
香川県豊浜町和田で用水路に転落し1名死亡
香川県琴平町下櫛梨で用水路に転落し1名死亡
観音寺市で用水路に転落し1名死亡
四国中央市で用水路に転落し1名死亡
台風11号(8/4-) 徳島県阿南市付近に上陸、兵庫県相生市付近に再上陸
台風10号 (7/28-) 太平洋をゆっくり西に進み高知県西部に上陸、広島市付近に再上陸して日本海に抜ける
速度が遅く広い範囲で高波が長時間続く
雨量も多く四国では連続雨量が1000mmを超える
平成16年7月福井豪雨(7/18) 梅雨前線の停滞により福井県で集中豪雨。美山町(現福井市南東部)では1時間に96ミリの猛烈な雨を記録。
九頭竜川水系の足羽川や清滝川の9箇所で堤防が決壊し、福井市や旧美山町などを中心に多数の浸水害。
平成16年7月新潟・福島豪雨(7/12-) 新潟県、福島県で豪雨、死者15名、行方不明者1名
信濃川水系の五十嵐川(三条市)、刈谷田川(中之島町他4箇所)、能代川(村松町)、稚児清水川(見附市2箇所)、猿橋川(長岡市)、中之島川(中之島町)2箇所で破堤氾濫
破堤氾濫での急激な氾濫水により、三条市で老人6名が水死、中之島町でも老人が水死
小学校、保育所で多くの児童、園児が逃げ遅れヘリなどで救助される
床上床下浸水2万5000棟
梅雨前線豪雨、竜巻(6/26-7/17) 九州北部で大雨
6月27日佐賀市等で竜巻とみられる突風により330棟の被害
6月30日静岡市で時間81.5mm、日368mmの豪雨
7月11日愛知県で局地的豪雨、一宮市等で床上床下浸水
台風6号(6/19-) 高知県室戸市付近に上陸、北東へ進み兵庫県明石市付近に再上陸、近畿を縦断して日本海を進む
死者行方不明者6名
平成15年(2003)  
台風14号(9/10-) 死者3名、負傷者110名、住宅の被害は、全壊18棟、半壊87棟、一部損壊1,437棟。 床上浸水72棟、床下浸水303棟
台風10号(8/8-10) 8/8 21:30頃、高知県室戸市付近に上陸、兵庫県西宮市付近に再上陸、富山市、新潟市、八戸市付近を通過、北海道に再々上陸
死者・行方不明者19名、住家の全壊9棟,半壊14棟,一部損壊505棟,床上浸水272棟,床下浸水1177棟
北海道上士幌町の居辺川で道道橋の橋台裏が洗掘され車両が転落
北海道新冠町の比宇川が氾濫、家屋1棟が流され1名行方不明
梅雨前線豪雨(7/18-) 梅雨前線の活動により九州各地で豪雨。死者・行方不明者23名,住家の全壊29棟,半壊41棟,一部損壊148棟,床上浸水3175棟,床下浸水3098棟
人的被害のほとんどは,熊本県水俣市付近で発生した土砂災害による犠牲者。また,浸水被害は,福岡県が中心。
平成14年(2002)  
台風21号(10/1-2) 1日20時30分頃川崎市付近に上陸、速い速度で関東、東北、北海道を北上し2日12時に稚内市の西北西海上で温帯低気圧となる
死者5名
台風9号(7/25-) 鹿児島県種子島、屋久島付近を西に進み、九州東部で大雨
全国で死者・行方不明者7名,住家の全壊・半壊39棟,床上浸水2,475棟,床下浸水7,310棟
大垣市周辺で内水による浸水被害
台風6号(7/9-) 四国の南海上から関東の南海上へ進み、11日房総半島に上陸、三陸沖を通り北海道に再上陸
岐阜市雄総柳町の長良川で中州に取り残され行方不明
岐阜県揖斐郡池田町の杭瀬川で氾濫
岐阜県大垣市では、荒崎付近で河川が氾濫
岩手県釜石市松原町1丁目で土砂崩れのため2名死亡など、死者行方不明者7名
平成13年(2001)  
種子島豪雨(9/2) 種子島測候所18:00までの1時間雨量 126mmを記録
中種子町浜津脇の鹿児島県雨量観測所では17:00までの1時間雨量 162mmを記録
死者1名、行方不明者1名、全壊8戸、床上浸水70戸
西之表市の淺川(あざこう)川では住宅が流され1名が行方不明
淺川川のほか、上石寺川、下二ツ川、湊川、甲女川等で河岸欠壊など甚大な被害
阿曽浄水場では甲女川の増水により土砂に埋まる
台風11号(8/20-23) 和歌山県串本町付近に上陸,志摩半島から東海沿岸を進み静岡県土肥町に再上陸,千葉市,土浦市,いわき市付近を通過して東北沿岸を北上
高気圧に阻まれ速度が遅く降雨,波浪が長時間続く
平成12年(2000)  
秋雨前線及び台風14号による豪雨(9/11-13) 死者10名
愛知県庄内川水系庄内川(名古屋市中川区)において約200mに亘り越水浸水
愛知県庄内川水系八田川(愛知県春日井市)においても溢水。
愛知県矢作川水系矢作川(豊田市)において越水。
三重県新宮川水系相野谷川(紀宝町)において田畑冠水。
庄内川水系新川(名古屋市)において、100mに亘り破堤。
梅雨前線による南九州豪雨(6/3-4) 宮崎県野尻町で側溝に小学生流され死亡
えびの市で川に流され1名死亡
鹿児島県鹿屋市で戦時中の防空ごうがあった付近で道路が陥没、車が転落して1名死亡
平成11年(1999)  
低気圧による豪雨
(10/26-28)
太平洋沿岸で異常潮位
千葉県佐原市で1時間152.5mmの豪雨
佐原市観音の水田に車が流され1名死亡
青森駅で強風と高波のため引込線の列車が横転
八戸市豊崎町の馬淵川支川浅水川で中学生が流される
青森県五戸町で土砂崩れ1名死亡
岩手県二戸市の土石流で1名死亡
岩手県軽米町で浸水被害
台風18号および秋雨前線(9/21-25) 熊本県に上陸、九州を横断して山口県に再上陸、日本海を通過して北海道渡島半島に再上陸
熊本県不知火町松合地区で高潮のため12名死亡
山口宇部空港で高潮のため堤防が決壊、空港が閉鎖
台風16号および秋雨前線(9/14-15) 宮崎県に上陸、九州東岸を北上、四国、近畿、中部、関東を横断
秋雨前線とあいまって九州から東北までの各地で豪雨
岐阜県白鳥町で長良川左岸が決壊
兵庫県南東部局地的豪雨(9/6-7) 兵庫県山南町の加古川支川岩屋川、柏原町の柏原川で堤防が決壊
 
熱帯低気圧による豪雨(8/13-15) 関東地方を熱帯低気圧が通過、東海、関東、東北で豪雨
神奈川県キャンプ山北町の玄倉川、津久井町の道志川、早戸川などでキャンプ客が中州なぢに取り残され、このうち玄倉川で13名死亡、道志川で2名が行方不明
台風5号および豪雨
(7/26-29)
台風5号が九州西方海上を北上
台風通過後も南からの湿った空気の流入により九州、四国、北海道等で豪雨
高知県本川村では1,000mmを超える総雨量を記録
長崎県豪雨(7/23) 諫早市等で局地的豪雨、諫早市では2時間で194mmの雨量を記録
諌早市は市内約34,000世帯約93,000人を対象に避難勧告
中学生が水路に転落し1名死亡
関東局地豪雨(7/21) 東京都練馬区で時間108mmを記録するなど関東地方などで局地的に雷を伴う豪雨
新宿区西落合三丁目のマンションで地下室への浸水で1名死亡
東京、埼玉、神奈川で床上浸水
関東各地で落雷、神奈川県相模原市麻溝台で死者1名
北海道・東北・関東豪雨(7/13-15) 宮城県鹿島台町の二級河川鶴田川越水破堤氾濫
6月末梅雨前線豪雨(6/24-7/02) 福岡市では御笠川が溢水、博多駅地下街やビルの地下に水が入り大きな被害、ビル地下の飲食店で1名死亡
神戸市の新湊川溢水氾濫
徳島県那賀川水系桑野川で溢水、浸水面積約210ha
長崎県壱岐郡芦辺町のがけ崩れ 死者1名
広島市佐伯区のがけ崩れ 死者1名、負傷者3名
広島市安佐北区の大毛寺川左支川の土石流で死者4名
広島県呉市のがけ崩れ 死者6名など
全国で死者39名、行方不明者1名(7月7日現在消防庁調べ及びその後の報道による)
平成10年(1998)  
平成10年8月豪雨
(8/26-31)
24時間雨量が600mmを超える豪雨
東北地方では阿武隈川が氾濫
福島県西郷村では26日午前1時から31日午後2時までの総雨量1,269mmを記録
栃木県黒磯市・那須町の余笹川などが氾濫。
死者・行方不明者は計15名
新潟県北部他梅雨前線豪雨(8/4-7) 4日新潟県笹神村では一級河川折居川の堤防2ヶ所が決壊。佐渡島の金井町で女性が用水路に転落して死亡。
7日福島県喜多方市の田付川の堤防が決壊など。
集中豪雨による国道220号土砂崩落(2/20) 宮崎県堀切峠付近において累加雨量307mm(内海観測所)の豪雨により延長約60m、崩落土砂量約7,000m3の大規模な土砂崩壊が発生、約2km区間で全面通行止めとなった。
平成9年(1997)  
台風19号(9/14-) 台風の影響を長時間受けた九州南部では総雨量が900mmを越える場所もあるなど、九州、四国、中国をはじめ各地に被害をもたらした。
鹿児島県田代町では土砂崩れにより家屋3棟が埋まり3名が死亡。
五ヶ瀬川水系の北川では、流域平均雨量 392mm/日の降雨のため氾濫し、延岡市、北川町で家屋・事業所等約1,900棟に床上、床下浸水が発生したため、激甚災害対策緊急特別事業として採択された。
台風9号(7/25-28) 7月26日18時頃徳島県阿南市付近に上陸し北上、岡山県備前市付近に再上陸。27日午前1時すぎ、島根県出雲市付近から日本海へ抜ける。時速20〜30km程度のゆっくりした速度のため、広い範囲で激しい雨が続いた。27日以降も日本海に停滞、熱帯低気圧となっても動きは遅く、山口県むつみ村でため池が決壊するなど28日まで降雨による被害が続いた。
梅雨前線豪雨(7/6-17) 停滞する梅雨前線により広い範囲で豪雨。特に九州では梅雨前線が停滞し、多いところでは総雨量が600〜1,200mmに達する記録的豪雨となった。死者26名、負傷者17名、建物の全半壊56棟、床上浸水は熊本県、大阪府、兵庫県等281戸、床下浸水は大阪府、熊本県、奈良県、島根県、広島県、兵庫県、岡山県等22府県合計7,323戸。

  一方、法律関連の制定はどうなっているかまとめてみました。font>

平成26年 (2014) 雨水の利用の推進に関する法律公布(4/2)
平成25年 (2013) 大規模災害からの復興に関する法律公布(6/21)
強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法公布(12/11)
平成23年
(2011)
津波対策の推進に関する法律公布(6/24)
津波対策を総合的かつ効果的に推進し、もって社会の秩序の維持と公共の福祉の確保に資することを目的としている。
平成16年
(2004)
特定都市河川浸水被害対策法施工(4/21)
著しい浸水被害が発生するおそれがある都市部を流れる河川及びその流域について、総合的な浸水被害対策を講じるため、流域水害対策計画の策定、河川管理者による雨水貯留浸透施設の整備、雨水の流出の抑制のための規制、都市洪水想定区域等の指定・公表等の新たな法制度を講じる。
平成13年(2001) 土砂災害防止法施行(4/1)
土砂災害から住民の生命を守るため、土砂災害のおそれのある区域を明らかにし、危険の周知、警戒避難体制の整備、住宅等の新規立地の抑制、既存住宅の移転促進等のソフト対策を推進しようとするもの
平成9年(1997) 河川法改正(5/28)
法の目的にこれまでの「治水」「利水」に加えて「河川環境の整備と保全」が位置付けられました。また、地域の意見を反映した河川整備の計画制度が導入
昭和48年(1973) 水源地域対策特別措置法公布(10/17)
昭和45年(1970) 水質汚濁防止法公布(12/25)
昭和44年(1969) 急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律公布(7/1)
昭和43年(1968) 砂利採取法公布(5/30)
昭和42年(1967) 公害対策基本法公布(8/3)
昭和39年(1964) 河川法公布(7/10)
昭和37年(1962) 激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律公布(9/6)
昭和36年(1961) 災害対策基本法公布(11/15)
水資源開発促進法公布(11/13)
昭和35年(1960) 治山治水緊急措置法公布(3/31)
昭和33年(1958) 公共用水域の水質の保全に関する法律公布(12/25)
工場排水等の規制に関する法律公布(12/25)
昭和32年(1957) 水道法公布(6/15)
特定多目的ダム法公布(3/31)
昭和31年(1956) 工業用水法公布(6/11)
海岸法公布(5/12)
昭和26年(1951) 森林法公布(7/26)
公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法公布(3/31)
昭和24年(1949) 水防法公布(6/4)
明治44年(1911) 府県災害土木費国庫補助に関する件公布(10/2)
明治30年(1897) 砂防法公布(3/30)
明治29年(1896) 旧河川法公布(4/8)

 

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